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  2. 聴こえる、自然の息づかい「ジェンマ」

やわらかく、しなやかに。動くたびに表情を変えて
-2022春夏・ジェンマ- 

まるでぽこぽこと音を立てて湧き出でる生命のように。
まばゆい太陽の光を求めてやわらかく、しなやかに踊る植物たち。手にするたび、持ち歩くたび、たちまち緑したたる熱帯雨林の世界へ。そこは「ジェンマ」が産声を上げた始まりの場所です。

大地の躍動と生命力の強さを感じる、
アフリカ生まれの天然素材・ラフィア

バッグの表面に触れてみると、手の動きに沿ってしなやかに表情を変化させる素材の面白さを実感していただけます。

マダガスカルでラフィアの葉を摘んで乾燥させた後に海を渡って中国へ。紅茶に浸けて独特の色合いを出す作業が行われます

「ジェンマ」で用いているのは、ラフィアという椰子の木の葉を乾燥させて生成した繊維。天然素材のラフィアは、アフリカのインド洋に浮かぶマダガスカル島が生まれ故郷です。

私たちがこの素材にこだわる最大のポイントは、長く愛用できること、使用するにつれて経年変化し、艶が増すという点にあります。
ラフィアは木や葉の内部に油分をたっぷりと含んでいるため、きしみなどなく自在に形を変えられるのが特徴です。また、その油分で撥水にも長けていて、雨などにも強い点も魅力のひとつです。

ひとつとして同じものが存在しない、一期一会の出合い

「ジェンマ」の外装の色は、大きく分けてナチュラル、淡い茶、濃い茶の3種類。ナチュラルはラフィアそのものの風合い、上の部分の濃い茶は紅茶で染めたあと、さらに鉄媒染に浸けたものを用いています。
紅茶という安定しない天然の染料で染めているからこそ出る豊かな色合いです。

写真のように上の層は濃い茶で編んでいますが、染まり具合の異なるラフィアを1本ずつ、またひと目ずつ紡いでいくので独特のグラデーションを楽しむことができます。
中間層は、5目を紅茶染めで編んだら結び目を作って区切り、ナチュラルを1目編んで結んで区切るという気の遠くなる作業を繰り返します。
ひと目ひと目を人の手で編むからこそ、色合いや編みのピッチに至るまで一つとして同じものが存在しません。 一期一会の出会いをぜひお楽しみください。

ころんとしたフォルム、つるつるとした肌触りは、まるで宝石のよう
イタリア語で“宝石”を意味する「ジェンマ」。

トートやポシェットにお付けしている黒いチャームは、ジェンマを表現するシンボリックな存在です。ミネルヴァボックスを8枚重ねて圧着した後に、角が取れるように優しく丁寧に磨き上げます。じっくりと時間をかけて磨くことでころんとした愛らしいフォルムと、つるつるとした心地良い手ざわりに。

トート 47,300円(税込)

アフリカの鼓動を感じるタフさと
革の持つ品の良さと

「ジェンマ」は、トートとポシェットの2型。ちょっとしたお出かけに、旅先での散策に。リラックス感のあるパンツやワンピース、デニムなどスタイルを選ばずに持ち歩けるサイズ感とデザインです。

底の部分からぐるぐると巻くように編み、表面はナチュラルと紅茶染めのラフィアを組み合わせてユニークな表情に。ハンドルは、ラフィアをつまむようにミネルヴァボックスで挟み込み、軽快な佇まいの中に黒のきりっとしたアクセントを添えておつくりしました。

ラフに物を入れて持ち運びできるよう間口は広めにおつくりしています。また、使いたい物がすぐに取り出しやすい収納性も重視して内装にはポケットを複数つけています。

ポシェット35,200円(税込、モデル身長168cm)

お財布やスマートフォンなど、必要最低限のものだけを持ってお出かけするときにぴったりなのがポシェット型のバッグです。

大きさは、長財布が縦で入るサイズ感。肩にかけるストラップは、身長や洋服の雰囲気に合わせて結び目をつくり、長さを調整することが可能です。

デザインは、明治時代に流行ったという合切袋にインスピレーションを得ています。小間物一切をまとめる袋、「一切合切(いっさいがっさい)」の語源となるポシェットは、春夏らしい明るい色彩の洋服にも、茶で統一したコーディネートにもよく似合います。

口を開いた時にお花が咲いたような華やかさをお楽しみいただけるデザインに。山になっている部分をミネルヴァボックスで挟み込み、その上部を麻糸で留めてストラップを通す部分をつくっています。ストラップの端にお付けしたチャームをきゅっと引っ張ると口を閉じることができます。
※内装にはポケットを2つ。

春夏らしい軽やかさがありながら、品の良さも備えた「ジェンマ」。ラフィアの特性でもある時を重ねるごとに艶や濃さが増し、豊かな経年変化を遂げる様を間近で楽しめるのも魅力です。手作りのぬくもりと、自然の力強さを兼ね備えた“小さな相棒”を連れて、お出かけをお楽しみください。

■ ジェンマのお手入れについて ■

お手入れは表面をブラシでホコリを払う程度で問題ありません。ジェンマの素材として用いているラフィアはもともと防水性に優れていますが、防水スプレーをお使いいただくことで外出先や旅先などで天候を心配することなく安心してご利用いただけます。 ハンドルの革に用いているミネルヴァボックスもまた内部に天然の油分がたっぷりと含まれているため、やわらかい布で乾拭きする程度のお手入れで十分です。なお、黒い革の部分は真っ白な服で長時間肩にかけたままにしているときに色移りする恐れがあります。特に汗ばむ夏場の季節はご注意ください。