新しい年の始まり。
来年はどのようなことに出会い、触れて、心を動かされるのでしょう。
繰り返す月日の中で、特別な意味を持つ、一年のスタート。
“今年も皆様にとって素敵な一年となりますように。”
gentenでは、そんな想いを込めてラッキーチャームを刻印した福財布をご用意しました。
福財布とは、新年の金運上昇を願って新調するお財布のこと。gentenがおつくりする今年の福財布「ヴィタリータ」は、お財布の内側に「ツバメ」のモチーフを刻印しました。
春の訪れを告げるツバメは欧米では古くより幸運の象徴として愛されてきました。
ツバメが伝える幸せのサインには「運を運ぶ」というだけでなく、待ち人との縁をつないでくれるという「良縁」や「子宝」の縁起担ぎの意味も。ツバメは夫婦で子育てを行うことから「夫婦円満・家庭円満」の象徴としても知られています。
他にも、軒下の巣に餌を運ぶツバメがお客様も一緒に連れてきてくれるという言い伝えから「商売繁盛」にもご利益があるといわれています。
今回のお財布はどの型もツバメのモチーフを2羽配置しています。
幸運が外へと飛んでいかないように、どのツバメもお財布の内側を向いています。
刻印をよく見るとツバメが口に何かをくわえているのがお分かりになりますか?
これはgentenのカットワークシリーズのシンボルである星のモチーフです。
星もまたラッキーチャームのひとつで、明るさと自信の象徴といわれています。
2022年の福財布「ヴィタリータ」は、「バターイエロー」と「ペールグリーン」の2色。パウダリーなカーフの質感に似合うやさしい色合いに仕上げました。
「バターイエロー」は、華美になりすぎない、おだやかなイエロー。「ペールグリーン」は春の訪れを待つ新芽のような爽やかな色。どちらも日々使いやすい、飽きのこない色味にこだわりました。
この淡い色味に似合うように、gentenのロゴは光沢を抑えた箔押しで上品に仕上げました。
こちらの写真は「ヴィタリータ」で使用しているカーフの経年変化をテストしたもの。
上の部分がおつくりしてすぐの状態で、下の部分が1か月ほど日光をあててエイジングを進めたものです。色が変わるというよりは、抜けていくという表現がぴったり。
通常のタンニン鞣しのグリーンの革は赤みを帯びていくものが多いですが、今回の革は白鞣しという手法を用い、仕上がりの発色がよく、日に焼けても色の変化が少ないのが特徴です。実際の使用シーンでは、日に当てる機会が少ないので、さらにゆるやかに変化していきます。
好みや用途に合わせてお選びいただけるよう、4型をご用意しました。
長財布はお札やカードを収納するメイン部分がホックで二つに開閉できるつくり。レシートや領収書なども収納しやすいつくりです。小銭は背面のファスナー付きのスペースに収納でき、十分な広さがあるので識別しやすくなっています。
ペールグリーンの内装は、トープカラーに差し色のイエローがきいたバイカラー仕様。
もう1型の長財布は、L字型のファスナーを開閉すると、すべて見渡せる機能性に長けたつくり。
お財布の中央にある三角形のスペースに小銭を収納することができます。カード用のポケットは14枚分収納できるので、クレジットカードやポイントカードなどカードを多く持ち歩く方にもおすすめ。
バターイエローの内装は、マスタードをベースにオフホワイトの差し色を加えたバイカラー仕様。
二つ折りのミニ財布は、コンパクトなつくりなので小ぶりなバッグに入れて持ち歩くのにも重宝します。
札入れと小銭入れは独立したつくり。札入れのスペースには仕切りをつけてあるので、1万円札とそのほかのお札、また、レシート入れとお札入れなど用途に応じて使い分けができます。
キャッシュレス時代のニーズに合ったフラグメントケースは、薄さとスタイリッシュさが魅力。
背面にカード類を収納して、小銭やお札はL字ファスナーを開閉して出し入れします。内装にある仕切りはお札を二つ折りにして収納するのに便利です。
ツバメのモチーフを目にする度に、何か良いことが訪れそうな、そんな幸せな気分にさせてくれるヴィタリータ。
あなたにとっての幸運のアイテムとなれば幸いです。
■ヴィタリータのお手入れについて■
素材は、インドの最高グレードのカーフ(仔牛革)を使用。不必要なコーティング仕上げをせずに素上げでおつくりしているため、水分に弱い性質があります。
水染みを防ぐために手洗い後やアルコールスプレー、ジェルなどを使用された際には、しっかり手が乾いてから触れるように注意してください。
デリケートクリームとコンディショニングクリームはどちらもお使いいただけますが、使用することで色が濃くなったり、艶がでます。端など目立たない部分で試してからご使用ください。
※お手入れクリームは必ず布になじませてからお使いください。シミの元になりますので、直接塗布するのは避けてください。