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手しごとに魅せられる。
リズミカルな波模様が主役の「マレッツォ」


人と人との繋がりを表現したい。
そんな想いを出発点に、“手”にこだわった秋の新作「マレッツォ」の登場です。





人と文化が交わる街、TOKYOの魅力。
多様性とモダニティをデザインで


新作「マレッツォ」の特徴でもある、異なるカラーのレザーから構成される印象的なデザインのインスピレーションソースとなったのは、繋ぎあった手。文化が交わるサマを表現したいと思ったときに、その象徴としてたどり着いたのが“繋いだ手”でした。このモチーフから波状のハギが生まれ、コレクションの持ち味になりました。





gentenがフォーカスしたのは、多様性から生み出される新しいスタイル、そして一年を通してテーマとしている都市TOKYOならではの洗練された視点。新コレクション「マレッツォ」は、TOKYOの魅力=“トライバルモダン”をテーマに、ブランドのヘリテージである手しごとの素晴らしさが存分に楽しめるものになりました。




ミシンを使わずに繋げる
新たなテクニック



「マレッツォ」が生まれる過程で、モダンなデザインと同様に大切にしたのが、手しごとによるもの作りです。今回は新しい技を取り入れ、なるべくミシンに頼らず、ブランドの起源である手しごとの力が最大限に発揮されています。

バッグの特長である波状のハギ部分は、縫わずにこのデザインを作れないかと模索。そこでヒントになったのが、デザイナーが以前イタリアを訪れた時に見たテクニックでした。そうして工房の職人と試行錯誤しながら作り上げたのが、ルーズリーフのように並ぶ穴にもう片方の生地を差し込み、2枚のレザーを繋ぐという技法です。





はじめは直線部分だけにこの技法を採用するつもりでしたが、バッグ全体に使ったら面白いのではないかと軌道修正。底のカーブの部分に使用するのは難しさもありましたが、穴の大きさを変えるなど、調整を繰り返し、ぐるりと波模様が一周するデザインが完成しました。





新鮮な色合わせと
エフォートレスなシルエット


左から
ショルダーバッグ(オレンジ)39,000円(税別)トートバッグ(カーキ)53,000円(税別)ミニショルダーバッグ(カーキ)29,000円(税別)


彩りの楽しさも「マレッツォ」ならでは。ハギを境目にして切り替えたカラーは、異なるものが交じり合う様子をイメージしています。じつはどのアイテムも3色使われていて、開口部の革紐であったり、ストラップであったり、ディテールの色使いで小粋なアクセントをプラス。カーキやブラックはgentenではちょっと冒険したチョイスですが、秋冬の装いに映えるカラーです。




それぞれのバッグの個性に合わせた作り



たとえばトートバッグには裏地が付いていないのですが、その理由も波模様のデザインを生かすため。ミシンの縫い目のラインが精巧なクラフトワークの美しさを損ねることを避け、代わりに収納用ポーチを付けました。ミシンは内側の帯などわずかな部分でのみ補助的に使い、手しごとの集大成といえるバッグです。

フォルムは構造が生きる、一体感のあるデザインを目指しました。広めのマチからハンドルまで切れ目なく成形し、革の表情が生かされる作りに。ハンドクラフト的でありながら、プレーンなシルエットで革の魅力を失うことなく、スタイリッシュな印象を与えてくれます。




コロンとしたフォルムがリラクシングでありながら、品の良さをキープ。おしゃれをしてお出かけしたい日にも、カジュアルコーデでちょっとした食事や買い物の日にも、さまざまなシーンで映える頼もしい相棒です。




トートバッグには、内袋として使用できるポーチと底板が付属しています。底板は肩掛けしたときに体のラインと自然に馴染むように曲線を描いています。




内装はせっかくのクラフト感あふれる佇まいを壊さないためにポケットも省いた、シンプルな作りで。波模様を作るハギ部分の始末もすっきりするように、ていねいに革で巻いて処理するなど職人と工夫を凝らしました。




ショルダーバッグは正面からは波模様がはっきりと見えますが、裏面にするとシンプルなワントーンのバッグに。気分や着こなしに合わせて選べる、使い勝手の良さも自慢です。




単体で身に付けて持ち運ぶショルダーバッグは機能性を重視し、裏地を付けてポケットも設置しました。開口部にはファスナーを付けて、安心感のあるつくり。大きさは、長財布が横に入り、500mlのペットボトルなら少し斜めにすると入るサイズです。内側にはポケットとファスナー付きのポケットの2つを設置。




バッグの口元にはスッと手が入るポケットも。バッグのファスナーを閉じていても、パスケースやハンカチなどを取り出す機会の多いものに。




小荷物派におすすめは、ミニサイズのショルダーバッグ。必要最低限のアイテムはしっかりと収納でき、背面にはスマホが収まる深めの便利なポケットも。旅行へ携帯するにも最適なバッグです。




メインの開口部はマグネット式のフラップを採用し、持ち物の出し入れがスムーズかつ、洗練されたルックスに。



カーキの経年後の状態(手前)と新品の状態(奥)

長く使い込み
自分だけの経年変化を楽しむ



素材は手作業との相性が良い、ミネルバボックスを使用。「マレッツォ」の特長である波ハギ部分はアタリが出やすく、経年の味わいが魅力のミネルバボックスが最適で、使い込むほどに艶感と色に深みが生まれます。
ミネルバボックスはオイルをたっぷりと含み、それが経年変化を促すのですが、ブランドで使用している革の中では重めの素材。革の質感を保ちながら一枚革仕立ての軽やかさを出すために、ここでも職人と相談を繰り返し、理想的な厚みを追求しました。

「マレッツォ」誕生までの道のりは決して簡単なものではありませんでしたが、あえて新しいことに挑戦したのは、お客様にここにしかないものを提案したかったから。いつも愛用してくださっている方には新鮮さを、「マレッツォ」をきっかけに知ってくれた方にはgentenのもの作りの魅力をお届けします。




■マレッツォのお手入れ■

天然の脂をたっぷりと含んだミネルバボックスのお手入れは、やわらかい布で乾拭きするだけとシンプルです。使用する布は、繊維の凹凸が少なく目の細かい綿100%がおすすめ。着古したTシャツでも構いません。乾燥してきたと感じたらクリームで保湿をしてください。